海洋と地球の学校

海洋と地球の学校ってなに?

 海洋と地球の学校は東北大学と山形大学の地球科学を専攻している学部生・大学院生が中心となり立ち上げた「地球科学の勉強会」です。勉強会と言っても、知識欲を満たす場でもありませんし、研究を紹介し合う場でもありません。本学校は、「様々な分野の学問を融合し、総合的に地球を捉えなおすことで今後の科学のあり方を模索する」ことを目標にしています。

 分野や学年に関係なく幅広く「いろんな人」が集まり、自分の視点・切り口で研究のことや科学のことを語ってほしい、議論してほしい、そのような思いで作りました。また、学生だけでなく、一般市民の考えを学生や講師にぶつけてほしいと思っています。このように「いろんな専門の人が自分の切り口」から議論することで、答えのない問いに対する解決方法を模索してほしいのです。そしてその議論を通じていろんな価値観を享受し、柔軟により大きな視点から物事を考えられるになりたいと実行委員会一同考えております。そして私たちは仲間を集めて共に考え、模索していきたいのです。

 私たちはあくまでも「場を提供」することだけです。集まった「人」、「講義」、「巡検=自然」から何を得るかはあなた次第です。それは研究への糸口かもしれません。将来の方向性かもしれません。他にも科学の捉え方かもしれません。何を考えるかはあなた次第だと思います。みなさんが知り、考え、議論することではじめてこの学校は出来上がるのです。

 

 実際参加してみなければ分からない世界がきっとここにはあります。人や自然に触れて考え、感じませんか?私たちが想像もしていない広い世界がきっとどこかにあるはずです。